
BLWとは?離乳食との違いや始める時期、おすすめアイテムをご紹介♪
赤ちゃんの離乳食をどのように進めるべきか、悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
近年注目を集めている「BLW(Baby-Led Weaning)」は、赤ちゃんが自分で食べ物を手に取り、食べる量やペースを自ら決める離乳食の方法です。
本記事では、BLWの基本的な考え方や従来の離乳食との違い、始める時期やおすすめアイテムについて詳しく解説します。
BLWに少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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BLWとは?
BLW(Baby-Led Weaning)とは、赤ちゃんに大人と同じ形状の固形物を与え、自分で食べることを促す離乳食の方法です。
従来の離乳食のように、ペースト状の食べ物をスプーンで与えるのではなく、赤ちゃんが自分のペースで食べたいものを、食べたい量だけ食べることを尊重します。
親御さんは、何を食べるか、いつ食べるか、どこで食べるかを決めますが、赤ちゃんがどれだけ食べるかには干渉しません。
赤ちゃんは自分で食べ物を掴んで、口に運び、味わうことで、味覚や食感、色、匂いを学んでいきます。
また、BLWでは親御さんがスプーンに食べ物を乗せて赤ちゃんに渡す方法もあります。
BLW と従来の離乳食との違い
BLWと従来の離乳食の大きな違いは、赤ちゃんが主体的に食事に参加するかどうかという点です。
BLWと従来の離乳食には、それぞれメリットとデメリットがあります。
どちらが良い悪いというものではないため、赤ちゃんの性格や発達、家族のライフスタイルを考慮して最適な方法を選びましょう。
特徴 | BLW | 従来の離乳食 |
---|---|---|
食べ物の形状 | 固形物 | ペースト状 |
食べさせ方 | 赤ちゃんが自分で食べる | 親がスプーンで食べさせる |
メリット | 自立心、手先の器用さ、食習慣の形成、家族との食事 | 親が食べさせやすい、量の把握しやすい |
デメリット | 窒息のリスク | 好き嫌いが増える可能性 |
BLWはいつから?
BLWを始める時期は、従来の離乳食と同様に生後6ヶ月頃が目安とされています。
ただし、赤ちゃんには個人差があるため、以下の発達段階のサインが見られるようになってから始めるこをおすすめします。
- 支えがあれば座れる
- 頭が安定している
- 食べ物に興味を示す
- 自分で物を口に運べる
これらのサインが見られるということは、赤ちゃんの消化器官や免疫系が固形物を受け入れる準備が整っていること、また、自分で食べ物を口に運ぶための運動能力が発達していることを示しています。
BLWに適した食材と避けるべき食材
BLWでは、赤ちゃんが自分で掴みやすく、安全に食べられる食材を選ぶことが大切です。
一方で、事故やアレルギーを防ぐため、避けるべき食材も知っておきましょう。
適した食材
柔らかく調理した野菜(さつまいも、かぼちゃ、にんじんなど)や果物(バナナ、アボカド、桃など)は掴みやすく、食べやすいです。
タンパク質は豆腐、白身魚、ひき肉、ゆで卵などがおすすめです。鉄分が豊富な食品(豆類、卵など)やアボカド、プレーンヨーグルトといった食材も、BLWによく取り入れられる食材です。
避けるべき食材
窒息の危険性がある食材には特に注意が必要です。
ぶどうやミニトマトは小さくカットし、硬いナッツやポップコーン、生のにんじんは避けましょう。
また、もちやマシュマロ、小さい食品(レーズンなど)も窒息の危険があります。アレルギーの可能性がある卵、乳製品、小麦などは、少量ずつ与えながら様子を見てください。
BLWにおすすめのb.boxアイテム
最後に、BLWにおすすめのb.boxのお食事アイテムをご紹介します。
1. ロールアンドゴーミールタイムマット
最初にご紹介するのは「ロールアンドゴーミールタイムマット」です。このアイテムは、ボウルとプレートが一体化したシリコーン製のお食事マットです。
プレート部分には3つの仕切りがあり、食材を分けて盛り付けることが可能です。
BLWのお食事シーンでも使いやすい設計となっており、特におすすめのアイテムです。
2. 2 in 1サクションプレート
次にご紹介するのは「2 in 1サクションプレート」です。このプレートは、仕切りと吸盤が取り外せる便利なお食事プレートです。
BLWでお子さんが一人で食事をする際、吸盤をテーブルに取り付けておけば、プレートがひっくり返る心配がありません。
また、電子レンジ対応で、離乳食初期から幼児食までお子さんの成長に合わせて長く使える点も魅力です。
3. シリコンビブ
3つ目にご紹介するのは、お食事用エプロンとして使える「シリコンビブ」です。
このシリコンビブは深さがあり、中に仕切りが付いた「ステイオープン」ポケットが特徴です。ポケットが塞がらない設計のため、食べこぼしをしっかりキャッチします。
BLWでは食べこぼしが多くなりがちなので、シリコンビブを使うことでお子さんの衣類を汚れから守ることができます。
4. 赤ちゃん用スプーン&フォーク(カトラリーセット)
最後にご紹介するのは「カトラリーセット」です。
このカトラリーは単なるスプーンやフォークではなく、小児科作業療法士の監修のもと設計されており、握りやすく、右利き・左利き問わず使えるデザインになっています。
お子さんが自分で食べる意欲を引き出す工夫が施されているほか、BPA、フタル酸エステル類、PVCを含まない素材で作られているため、BLWにも安心してお使いいただけます。
(※対象年齢:9ヶ月〜)
まとめ
本記事では、BLW(Baby-Led Weaning)の基本的な考え方や従来の離乳食との違い、実践する際のポイントについて解説しました。
BLWは、赤ちゃんが自分で食事を選び、主体的に食べることで、自立心や手先の器用さを育む方法です。ただし、安全面や栄養バランスの確保には十分な注意が必要です。
BLWを試す際は、赤ちゃんが掴みやすく食べやすい食材を用意し、楽しい食事の時間を作りましょう。
また、b.boxのロールアンドゴーやサクションプレート、シリコンビブなどのアイテムを活用すると、より快適にBLWを始められます。
ぜひ、赤ちゃんの食事に新しい可能性を取り入れてみてください。