『HAPPYな未来への種をまこう』PEAceNUTS Caféの取組み
「提携農家さんから届いた新鮮な食材を使用しています。」というカフェやレストランも各地でよく見かけるようになりました。
安心して食べられる美味しいこだわりの野菜がいい形で消費者へ届けられるのが嬉しいなと個人的に思っています。
これからもどんどんそんな場所が増えていってくれたらいいなと思います。
さて、前回ご紹介した通りPEAceNUTS Caféで使われるほとんどの野菜は、PEAceNUTS専属の畑であるReSEED農園で作られています。
だから一見、今お話ししたような提携農家さんとの取り組みかなと思われる方もいらっしゃると思いますが、PEAceNUTS Caféには、元小学校教師が農業の世界に飛び込まれたという熱いストーリーがあります。
今回の記事では、この熱いストーリーをb.boxのファミリーの皆さんにご紹介したいと思っています。
PEAceNUTS Caféの運営者 元小学校教師の想いとは?
クッキーに使う落花生を収穫する森澤農園長
『ReSEED農園』を切り盛りする農園長森澤祐佳さんは、農業経験者ではありません。
そんな森澤さんがなぜ、大好きな小学校の教員を辞めてまでも農業を志したのか。携わるようになったのか。
現在どんな思いで農業に取り組んでいらっしゃるのかご紹介します!
豊かな自然の中で感じた小学校教員時代の違和感。
落花生の種まき
森澤さんが教員として初めての赴任地が『ReSEED農園』のある広島県世羅町でした。
担当する小学校の子どもたちと一緒に「ふるさと学習」の授業をする中で少しずつ見えてきたものがありました。
それは、緑豊かな田園地帯で農家が多いにもかかわらず、子どもたちに農家を継がそうという親がほとんどいないという現実。子どもたちはずっと世羅に住んでいたい。
でも、魅力的な産業がないから、仕方なく都会に出ていく。そして少子高齢化によって放棄されたままになる農地……。
そんな実状を目の当たりにし、自分に何ができるのか一生懸命考えても答えの出ない日々を過ごされていたそうです。
そんな頃、初任4年で次の赴任地へ異動しなければならなくなった時、「今しかない!」と農業に飛びこんだ森澤さん。
従来の農業ではない。発展的な農業にしたい!
そうすれば、子どもたちが大人になったときに世羅に帰って参加できる企業としての未来農業になると思ったからです。
また野菜を作るだけではなく、それを生かす商品を作り、その商品の販売なども合わせて取り組もうと決意されました。
森澤さんが目指す発展的な農業とは
森澤さんが目指す発展的な農業とは、従来の3K「キツい、汚い、稼げない」といわれる農業ではなく、
新しい3K「かっこいい、革新的、稼げる」農業での安定した雇用を目指した新しい農業。
これから森澤さんの活動は、子供たちへの未来への種まきとなるでしょう。
農業を通して子育て世代の皆さんに伝えたいこと
農園のみなさんと📷
最後に、農業を通して子育て世代の皆さんに伝えたいことを伺いました。
~以下森澤さんより~
手をかければ、かけるほどいい野菜ができます。手のかけ方次第で美味しい野菜ができます。
時には厳しく、水を制限し、甘味の強いトマトを作ります。これは、子どもと関わる際も一緒だと感じることがあります。
教員として、子どもたちにどれだけ接することができるか。子どもたちを伸ばすために手をかけることは大事だと思っています。
そして時には厳しくすることも必要だと思っています。 なにか似ているなと。
子育てとは少し違うかもしれませんが、農業も非常に面白い職業です。自分次第で良いものができるので。
農業は嘘をつかない!これは、先輩に教えていただいた言葉です。
~素敵な農園の様子を一枚~
農園の人参🥕種類も様々
~住田由香のあとがき~
この記事が、私たちも日々の暮らしの中でできる、未来の子供たちへの取り組みを考えるきっかけになったら嬉しいです。
次回からのeat&liveは、PEAceNUTS Caféさんご協力のもと、野菜を使った離乳食レシピや調理方法のポイントなどを発信していきます!
フォーカスするのは今が旬のアノお野菜‼お楽しみに~♪
PEAceNUTS Caféさんは旬の採れたて新鮮野菜を使ったメニューを全国にお届けされています。
是非、熱い想いを持って運営されているPEAceNUTS Caféさんのピザやお菓子も食べてみてくださいね!
広島県呉市焼山三ツ石町1‐9
HP:https://peacenuts.jp/
instagram:@peacenuts_cafe