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記事: 【歯科医師監修】コップ飲み練習はいつから?必要性とおすすめの練習アイテム

【歯科医師監修】コップ飲み練習はいつから?必要性とおすすめの練習アイテム

【歯科医師監修】コップ飲み練習はいつから?必要性とおすすめの練習アイテム

歯科医師でありママでもあるほなみ先生とのコラボ企画第一弾。

今回のコラムは、コップ飲みをテーマにご紹介したいと思います。離乳食が始まって、少しずつコップ飲みもチャレンジさせたいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。ぜひこちらの記事をチェックして、コップ飲みをスタートさせてくださいね♪



はじめに

 

コップ飲みをしている赤ちゃん


毎日目まぐるしく成長していく赤ちゃん。離乳食やハイハイなど、生きるためにたくさんのことを練習していく必要がありますよね。

その1つが「コップ飲み」です。コップから水分をとる練習していますか?
「コップ飲みって練習するものなの?」という方も多いのではないでしょうか。
今回はコップ飲みの大切さや誤解されがちなことなどについて、歯科医師として、そしてママとしてお伝えしたいと思います。


どうしてコップ飲みを練習する必要があるの?

 

コップ飲みを練習してほしい理由は大きく2つあります。

1.災害時に備えて


日本は地震大国です。いつどんな状況になってもおかしくはありません。いざという時に哺乳瓶やストローがなくとも水分摂取ができるようにしておきましょう。

2.正しい舌の使い方を身につけるため 

乳児嚥下と成熟嚥下



お子さまがどんな風に舌を動かしているか観察したことはありますか?産まれたばかりの赤ちゃんの舌の動きは私たち大人とは全然違います。

赤ちゃんが母乳やミルクを飲む時は舌を前後に動かす「乳児嚥下」
大人が飲み食いする時は舌を上顎に押しつける「成熟嚥下」

1歳頃にはある程度成熟型嚥下を身に着け、3歳頃までに完全に切り替わるのが理想ですが、最近ではなんと3人に1人が上手く移行できなくなっているんです。

乳児型嚥下がいつまでも残ったままだと、前歯を舌で押すことで将来の歯並びに影響したり、上手く食事がとれなくなったりしてしまいます。



いつからコップ飲み練習を始めたらいいの?

乳歯がはえた赤ちゃん

コップ飲みは生後6.7か月頃から始めるのがおすすめです。この頃は下の前歯が生えてくる時期で、前に出ていた舌の位置が内側へと変わり、成熟型嚥下に移行するきっかけとなります。

もちろん発達には個人差がありますので、あくまでも目安と考えてみてくださいね。最初からゴクゴク飲むことを目指すのではなく、まずはすすり飲みから。
スプーンから、あるいはコップの縁に唇をつけてコップを傾けて上唇ですすって飲みます。

 

コップ飲み練習をする際に持っておいて欲しい心構え


多くのママやパパから頂くお悩みが『コップ飲みを練習しても全然上達しない』というもの。
でもそれは当然のこと。先ほど説明したように、赤ちゃんは産まれてすぐから毎日していた舌の動きと全く違う動きを習得中です。

私がよく例えて言うのが『大人が利き手と逆の手で長―い箸を使ってパスタを食べるのと同じ感覚』です。どうですか?想像しただけで大変ですよね。
時間がかかって当然です。長い目で見てみてくださいね。赤ちゃんもママとパパも十分頑張っていますよ。

誤解されがちなこと

ストローのみをする赤ちゃん


コップ飲みに関して多くのママやパパが誤解しがちなこと。それは『ストロー飲みはしない方がいい』ということです。
歯科医師としては乳幼児のお口の発達のことを考えると、コップ飲みができるようになってからは、なるべくストロー飲みではなくコップ飲みをおすすめしています。
ストロー飲みはあまり舌を使わないため舌のトレーニングにならないこと、口の周りの筋肉を収縮させて飲み込むことで顎が狭くなってしまうことが大きな理由です。

ただ、あくまでも『コップ飲みができるようになったら』『なるべく』ストロー飲みよりもコップ飲みをしましょう、ということです。
ストロー飲みが悪いものと捉えないでください。
多くの赤ちゃんにとってはコップ飲みよりもストロー飲みの方が容易です。まだコップ飲み練習中の子にお出かけ先でコップ飲みさせるとどうでしょう?
零れてしまってお着替えしたりベビーカーや机を拭いたりして親は大変。なかなか量が飲めないと特に暑い夏は熱中症が心配です。

私自身、家でもお出かけ先でもストローマグには何度も助けられました。
私も世の中のママやパパ同様、息子とのコップ飲み練習には苦労しました。それまでの授乳とは違うものだから時間がかかって当たり前、と頭ではわかっていても、なかなか上手くいかず息子にコップを拒否される日々が続いてついイライラ。これはよくない、と思い切ってコップ飲み練習を休憩してストロー飲み中心でしばらく過ごしました。コップ飲み練習を再開してからも軌道に乗るまではお出かけ先にはストローマグを持参。おかげで親子共にストレスなく過ごすことができました。
ぜひストローも味方にして賢く使い分けてみてくださいね。

毎日のコップ飲み練習にトレーニングカップを

コップ飲みをしている赤ちゃん


b.boxのトレーニングカップはそんな難しいコップ飲み練習のハードルを下げてくれます。
飲み口がついているので傾け過ぎて中身が大量に零れるのを防げます。赤ちゃんからは中身がしっかり見えているので『どれくらい傾けたら液体が出てくるか?』の感覚を身に着けることができます。食洗器対応なのも嬉しいポイントですね。

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この記事の監修・執筆

歯科医師の坂本穂奈美様を紹介している


歯科医師 ほなみ先生

大阪大学歯学部を卒業後、関西、関東の複数のクリニックで勤務。
2021年に長男を出産し、寝かしつけに悩む日々を送る。「この子は寝ない子なんだ。自分の寝かしつけが下手なんだ。」と育児に疲れ切っていたが、生後4か月の時に受けた睡眠コンサルですっかりねんねが大好きな子に。「赤ちゃんの寝る力」に感動し、資格取得を決意。
育休復帰後は歯科医師として勤務する傍ら、同じように寝かしつけに悩むママ.パパを救いたいという気持ちから乳幼児睡眠コンサルタントの活動を開始。
診療室でのアドバイスや相談だけでは育児に忙しい保育者に伝えたい情報が伝わらないもどかしさを感じ、SNS上で歯科医師としても活動を始める。
2000人の小児治療から得た、ご家庭でできる虫歯予防やお口育ての情報発信を中心に、セミナー開催や個別相談を通して「家で育児しながら気軽に得られる情報」「家だけでは難しいことは受診することの大切さ」を全国の保育者に伝えている。
乳幼児睡眠コンサルタントとして乳幼児のぐっすりねんねを、歯科医師として乳幼児の歯とお口を守ることで、日々育児に悩む保育者の心を少しでも穏やかにしたいという想いで活動中。