【管理栄養士監修】離乳食のバナナはいつから?月齢別の与え方や冷凍方法、おすすめレシピもご紹介
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離乳食でのバナナは、いつからどのように与えたら良いか、悩んでいませんか?
甘みがあり栄養豊富なバナナは、離乳食にもぜひ取り入れたい食材の1つ。
本記事では、離乳食のバナナはいつから与えるのか、離乳食初期・中期・後期・完了期など月齢別でのバナナの目安量と大きさ、与え方といった基本的なところに加えて、レンジなどで加熱するのか、美味しいバナナを見極めるコツ、冷凍方法などについて詳しく解説しています。
是非ご覧ください。
離乳食のバナナはいつから食べ始められる?
離乳食において、バナナは生後5~6ヶ月ごろの離乳初期から食べ始められます。
離乳食が始まり、おかゆや野菜のペーストに少し慣れてきたころに与えてみると良いです。
バナナは甘みがあり、歯が生えていなくても食べやすい食感と舌触りなので、赤ちゃんにも人気のある食品の1つ。
発育に欠かせないビタミンB群やカリウムや、便秘予防に効果が期待できる食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれています。
とはいえ、バナナには糖質も多く含まれているので、肥満や虫歯リスクの観点からも多く与えすぎないように注意してください。
バナナだけでお腹が満たされてしまうことで、他の食品が食べられなくなり、結果として栄養が偏ってしまうということにも注意が必要です。
離乳食でのバナナの目安量と大きさ
では、離乳食でのバナナはどのくらいの量を目安に与えたら良いのでしょうか。
目安となる形状や大きさも併せて、離乳初期、中期、後期の3つのステップごとにご説明します。
01.離乳初期(生後5~6ヶ月ごろ)
初期では、1食あたり2cmほどの輪切り1枚分がバナナの目安量です。
なめらかにすり潰したバナナを小鍋や電子レンジで温め、赤ちゃんの食べる様子を見ながら必要であれば白湯やミルクを少量加えてとろみの加減を調節しましょう。
02.離乳中期(生後7~8ヶ月ごろ)
中期では、他に組み合わせる野菜と合わせて合計で20~30g程度になる量が目安です。
舌でつぶせる程度の硬さに潰し、小鍋や電子レンジで温めてから与えるようにしましょう。
03.離乳後期(生後9~11ヶ月ごろ)
後期では、他に組み合わせる野菜と合わせて合計で30~40g程度になる量が目安です。
この時期は、歯ぐきで潰せるバナナくらいの硬さが目安とされているので、そのままの状態で5~7mm角に切って与えましょう。
04.離乳完了期(生後12~18ヶ月ごろ)
離乳完了期では、他に組み合わせる野菜と合わせて合計で40~50g程度になる量が目安です。
この時期は、歯ぐきで噛める肉団子くらいの硬さが目安とされています。
手づかみ食べに慣れて、前歯で噛みちぎることができるようになったら、縦に4等分に切って与えても良いです。
赤ちゃんが食べている様子を見ながら、徐々に調節していきましょう。
離乳食のバナナは電子レンジなどで加熱してから与える?
離乳食でバナナを与えるときは、中期頃までは電子レンジなどを使って加熱してから与えるのが望ましいです。
加熱が必要な主な理由は、殺菌するためです。
胃腸の発達が未熟で十分な免疫力もない赤ちゃんには、加熱することでなるべく菌を減らしてあげることが大切です。
また、加熱するとバナナが柔らかくなるので、初期や中期の赤ちゃんでもより食べやすくなります。
後期ごろからは、少しずつ免疫力が高まり、バナナはちょうど良い硬さでもあるため、加熱せずにそのまま与えても良いでしょう。
ただし、赤ちゃんの様子を見て、必要な場合は加熱しましょう。
離乳食で初めてバナナを与えるときの注意点
離乳食で初めてバナナを与えるときは、必ず加熱したものを小さじ1杯から、平日の午前中に与えるようにします。
これはバナナに限らず、離乳食で初めての食材を試すときには必ず頭に入れておくようにしましょう。
理由は、食物アレルギーの観点から、万が一湿疹や下痢、嘔吐などの症状が出た場合にすぐに病院に行けるようにするためです。
バナナは、食物アレルギー表示が推奨されている21品目に指定されている食材でもあるため、必ず様子を見ながら与えるようにしましょう。
離乳食に向いているバナナの見極め方
自然な甘みが赤ちゃんにも人気なバナナですが、その中でも特に離乳食に向いている甘くて美味しいバナナの見極め方をご紹介します。
01.黒い斑点があるものを選ぶ
皮の表面に黒い斑点(シュガースポット)がある状態が、ちょうど良く熟している証です。
1番甘くて柔らかいので、離乳食にも向いています。
ただし、皮だけでなく中まで黒くなってしまっている場合は、離乳食では使用しないようにしましょう。
02.全体的に黄色いものを選ぶ
全体的に黄色く、傷がないものを選びましょう。
緑色のバナナは、まだ熟しておらず甘みがありません。
ご家庭でそのまましばらく置いておき、追熟させてから離乳食に使用すると良いでしょう。
03.太くて短めのものを選ぶ
バナナの大きさは、細くて長いものよりも、太くて短いものを選びましょう。
また、全体的に曲がり具合が少なくまっすぐなバナナの方が、より甘くて美味しい証です。
離乳食のバナナは冷凍できる?
離乳食のバナナは、冷凍保存しておくこともできます。
ペーストや粗潰しにした状態のものは、冷凍ができる保存容器に1食分ずつ入れて、角切りや輪切りの状態のものは、1食分ずつラップに包んでから冷凍保存します。
冷凍保存したバナナは、1週間を目安に使い切るようにしましょう。
冷凍した日付と、1週間後の日付を合わせて記入しておくのがおすすめです。
解凍は必ず小鍋や電子レンジで加熱する
冷凍保存したバナナを解凍するときは、必ず小鍋や電子レンジで加熱してから与えるようにしましょう。
冷凍保存しているからといって、菌が繁殖しないというわけではありません。
自然解凍をするとその間に菌がより繁殖しやすくなるため、行わないようにしましょう。
また、電子レンジで解凍するときは、加熱しすぎると水分が蒸発しパサパサとした仕上がりになります。
水などの液体を少量加えて、短い時間から様子を見て加熱していくと良いです。
食べやすくて栄養豊富なバナナは離乳食にもおすすめ♪
甘くて柔らかいバナナは、離乳食期の赤ちゃんにもぴったりな食材。
比較的安価で気軽に手に入り、すぐに与えやすいのも魅力です。
また、ビタミンB群や食物繊維、オリゴ糖、カリウムなどの栄養も豊富で、赤ちゃんに起こりがちな便秘の予防にも有効です。
ご紹介した月齢別の目安量や与え方などを参考に、ぜひ離乳食でバナナを取り入れてみてくださいね。
bboxのお食事アイテムは離乳食期におすすめ!
離乳食期は、ステップに合わせて適切なカトラリーや食器を選んであげることもとても大切。
初期から完了期までに、赤ちゃんの舌と口の動きや、手づかみ食べ、スプーン食べへの移行など発達度合いもどんどん変化していきます。
そして、それと同時に食材の形態や大きさ、食べる量も変化していくので、その都度適したものを選んであげるようにしましょう。
bboxのお食事アイテムは、多機能かつおしゃれなデザインで離乳食期にもとてもおすすめ!
素材にもこだわったアイテムで、安心してお子様に使用できますのでいくつかご紹介します。
01.シリコンフレッシュフードフィーダー
離乳食のスタートにおすすめなお食事フィーダーは、人間工学に基づいた三脚グリップが特徴。
食べる楽しさと喜びを感じる最初のステップにぴったりです。
グリップ部分はスタンド代わりにもなり衛生的な点や、食洗機にも対応している点はママにも嬉しい魅力です。
果物やベビーフードを入れたり、生後4ヶ月までは何も入れずに歯固め代わりにするのもおすすめです。
02.赤ちゃん用スプーン&フォーク「カトラリーセット」
bboxのお食事アイテムといえば、カトラリーもおすすめ!
ユニークなデザインの秘密は、小児作業療法士監修のもと作られた、自分で食べる意欲が育つように考え抜かれたもの。
子どもの口に合わせて作られ、すくいやすい、指しやすい、握りやすい独自のデザインです。
生後9ヶ月からが対象となっており、この時期から使い慣れていると、1歳ごろから始まるスプーン、フォーク食べにもスムーズに移行しやすくなります。
食洗機対応で、専用のケースも付いているので持ち運びにも便利です。
03.赤ちゃん用お食事エプロン「トラベルビブ」
ポケットが立体的で、食べこぼしをしっかりキャッチしてくれる子供用お食事エプロン「トラベルビブ」。
付属のスプーンがついていて、折りたたむとポーチに変身するので、お出かけにもとっても便利です。
また、洗濯機で洗えてお手入れが簡単なところもおすすめポイントです。
人気のディズニーコラボのデザインなら、付けるだけでキャラクターになりきれます。
プリンセスやトイ・ストーリーなどデザインも豊富なので、女の子にも男の子にも可愛くておすすめですよ。
離乳食では月齢に適したカトラリーや食器を用意しよう!
離乳食では月齢や赤ちゃんの様子をよく見ながら、食材を適した大きさ、硬さに調節してあげることが大切です。
また、ペースト状のものを飲み込む練習から、手づかみ食べ、スプーン食べへと自分で食べる意欲も育んでいく時期です。
月齢ごとの手や口の発達に合わせて、適切なカトラリーや食器を選んであげることも、赤ちゃんの成長を促す大きな一歩。
もし、アイテム選びで迷ってしまったら、簡単な質問に回答するだけで最適なアイテムを紹介してくれる「アイテム診断」がおすすめです!
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この記事の監修・執筆
佐藤 友香先生
1992年生まれ、1児の母。大学卒業と同時に管理栄養士の資格を取得後、保育園にて勤務。
離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わり、栄養相談や食育活動も得意分野。
現在はフリーランスとして栄養に関するコラム執筆を中心に活動中。
ママやパパの気持ちに寄り添ったメッセージを発信できたらと思っています。