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記事: 【管理栄養士監修】子供の水分補給におすすめの飲み物は?ジュースや牛乳を与える際の注意点も解説

【管理栄養士監修】子供の水分補給におすすめの飲み物は?ジュースや牛乳を与える際の注意点も解説

【管理栄養士監修】子供の水分補給におすすめの飲み物は?ジュースや牛乳を与える際の注意点も解説

子供の水分補給にはどんな飲み物を与えたら良いか、悩んでいませんか?


今回は、子供の日常的な水分補給におすすめの飲み物や、1日あたりの適した量、飲むタイミングなどを解説します。併せて、ジュースや牛乳、スポーツドリンク、経口補水液などの飲み物別に、与える際のポイントや注意点も解説するので、参考にしてください。

 

\ 夏の水分補給にぴったり! /

  

子供の水分補給には「水」や「お茶」がおすすめ

子供の日常的な水分補給には、基本的に水やお茶が適しています。水やお茶には糖分などが含まれていないため、虫歯や肥満になるリスクがなく、純粋に体に必要な水分を補給できるからです。

ただし、お茶の中でも「緑茶」や「ウーロン茶」「ほうじ茶」のようにカフェインが含まれるものもあるため、ノンカフェインのお茶を選びましょう。

子供の水分補給として与える際に注意したい飲み物

水やお茶以外の飲み物を与える際の、注意点やポイントを解説します。

 

ジュース

ジュースには、糖分や添加物が多く含まれます。虫歯や肥満になりやすくなるだけでなく、高血糖を引き起こす恐れもあるため、多く飲み過ぎないように注意が必要です。ジュースは水分補給としてではなく、あくまでも「嗜好品」として適度に飲むようにしましょう。


参考:総合東京病院「夏の厚さとペットボトル症候群、そして上手な水分補給のコツを解説!

 

スポーツドリンク

スポーツドリンクには、一般的に約5%の糖類が含まれています。多く飲みすぎるとエネルギーの過剰摂取に繋がる恐れがあるため、日常的な水分補給としては適していません。

 

スポーツをするとき、多量に汗をかいたとき、夏の熱中症予防などに、水やお茶と合わせて上手に活用しましょう。 

参考:厚生労働省「嗜好飲料(アルコールを除く)

参考:農林水産省「熱中症予防には、どのような飲料が適していますか。

経口補水液

経口補水液は、体内で失われた水や電解質を素早く吸収できるのが特徴です。


スポーツドリンクに似ていますが、ナトリウムやカリウムの量が約3~4倍多く含まれ、脱水時などに適した飲み物です。日常的な水分補給としては適していません。

参考:消費者庁「ご存知ですか?経口補水液の知識

牛乳

牛乳には、カルシウムが豊富に含まれると同時に脂質も含まれます。飲みすぎるとカロリー過多になってしまう場合や、お腹が満たされて食事の量が減ってしまう可能性もあります。


幼児は1日コップ1杯(200ml)程度、小学生は1日300ml程度を目安にしましょう。

参考:一般社団法人 日本乳業協会「3歳以上の幼児は1日にどれくらい牛乳を飲むと良いでしょうか?

参考:一般社団法人 日本乳業協会「小学生の子どもに牛乳を好きなだけ飲ませても良いのでしょうか?

 

子供の水分補給に適した量はどれくらい?

子供の水分補給に適した量は、年代や体重によって異なります。もちろん気温や体調にも左右されるため、目安として以下の表を参考にしてください。

年齢 1日あたりの摂取量の目安 体重1kgあたりの換算
1歳児 1150~1300ml 120~135ml
2歳児 1350~1500ml 115~125ml
4歳児 1600~1800ml 100~110ml
6歳児  1800~2000ml 90~100ml

 なお、こちらの目安量には、飲み物としてだけでなく食事からの水分量も含まれています。

参考:西彼杵医師会「乳児・幼児の水分管理

子供の水分補給をより意識したいタイミング

脱水を防ぐためには、喉の渇きを感じる前に水分補給を行うことが基本です。一度にたくさん飲むのではなく、こまめに水分補給を行いましょう。


特に水分補給を意識したいタイミングは、以下を参考にしてください。

  • 起床時
  • ごはんやおやつの後
  • 外出中、外出の前後
  • お昼寝の前後
  • 入浴の前後
  • 就寝前

 

子供の水分補給には適した飲み物を選ぼう!

子供の日常的な水分補給には、水やノンカフェインのお茶が適しています。ジュースやスポーツドリンク、経口補水液、牛乳などは、それぞれに適した量やタイミングで与えるようにしましょう。


水分補給は、喉が乾く前にこまめに行うのがポイントです。子供でも飲みやすいコップや開けやすい水筒・ドリンクボトルを使用し、無理なく適切な水分補給が行えるようにすることも大切です。

 

子供の水分補給にはbboxの「ステンレスドリンクボトル」がおすすめ♪

b.boxのステンレスボトルは、3層構造の高品質なステンレスを使用していて、保冷も保温もできるのが特徴。350mlと500mlの2種類のサイズ展開で、500mlの水筒では最長15時間の保冷、最長8時間の保温が可能です。


簡単に開けられるワンプッシュボタンでの開閉に加えて、飲み口がストロータイプ・スパウトタイプを選べるので、幼児でも自分で好きなときに手軽に水分補給ができます。この「手軽に飲めること」が子供の水分補給にはとても大切。他のことにすぐに興味が動く子供だからこそ、簡単にすぐ飲める水筒を選ぶようにしましょう。

また、シンプルでどこでも持っていきやすいデザインのため大人の方にもおすすめです。

 

 

【小学生や大人の方に】保冷対応で大容量の1L水筒「フリップトップボトル」も人気!

b.boxのフリップトップボトルは、1リットルの大容量ドリンクボトル。ステンレスボトル同様、3層構造の高品質なステンレスを使用していて、最長46時間冷たさをキープできます。

柔軟で耐久性のあるキャリーハンドル付きで、持ち運びやすくお出かけにもぴったり♪飽きのこないシンプルなデザインで長くご使用いただけます。

 

この記事の監修・執筆

佐藤 友香先生

1992年生まれ、1児の母。大学卒業と同時に管理栄養士の資格を取得後、保育園にて勤務。

離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わり、栄養相談や食育活動も得意分野。
現在はフリーランスとして栄養に関するコラム執筆を中心に活動中。
ママやパパの気持ちに寄り添ったメッセージを発信できたらと思っています。