【管理栄養士監修】離乳食のヨーグルトはいつから?ヨーグルトのメリットや注意点、月齢別レシピをご紹介
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今回のテーマは「ヨーグルト」です。
毎日の離乳食作り、初めての食材をどのくらいあげていいのか、どう食べさせたらいいのかなど常に疑問が絶えませんよね。今回キーワードになるヨーグルトは、加熱せずにそのまま食べられるし、成長期に必要なカルシウムやタンパク質も補えるので実はとっても心強い食材。
この記事では離乳食のヨーグルト開始時期とあげ方、メリットや注意点、ヨーグルトを使った離乳食中期と離乳食後期のレシピを紹介します。
ヨーグルトは生後7〜8ヶ月頃からOK!
離乳食が始まってから1〜2ヶ月経った、生後7〜8ヶ月頃の中期がヨーグルトを食べられる時期です。最初は他の食材と同様に小さじ1杯から与えます。
ヨーグルトが離乳食に向いている理由とメリット
ヨーグルトはなめらかでそのままで食べやすく、成長に必要なタンパク質とカルシウムが豊富に含まれているので、離乳食に向いています。その他にも乳酸菌やビフィズス菌も含まれているので、腸内環境をととのえてくれるメリットがあります。
ヨーグルトを離乳食にする時の注意点
ヨーグルトを離乳食にする時は以下のポイントに気をつけましょう。
01.平日の昼間に試す
初めての食品を食べる時は、必ず平日の昼間にします。この時間帯ならもし、発疹などのアレルギー症状が出た時でも病院での診療が受けられるので安心です。
主に食べて直後から30分以内、もしくは2時間以内に症状が出ることが多いのでその時間は注意して観察が必要です。
02.食べ過ぎない(与えすぎない)
他の乳製品と合わせて1日50〜100g程度を目安に与えます。いくら体に良い食品でも食べ過ぎは禁物です。
授乳・離乳食の支援ガイド(2019年3月)では離乳が進んだらひとさじから始め、生後7〜8ヶ月頃にはヨーグルトや、塩分や脂肪の少ないチーズであれば50〜70g程度、生後9〜11ヶ月頃には80g程度、1日3回くらい食事をするころには、1日100g程度を目安としています。
参考:https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
03.冷たいまま与えない
離乳食でヨーグルトを与える時は、冷たくてびっくりしてしまったり敏感な子は下痢になったりすることもあるため、電子レンジなどで人肌程度(40℃前後)に温めてから与えましょう。ただ、60℃以上に温めすぎると乳酸菌が死滅してしまうので注意が必要です。人肌程度なら乳酸菌に影響はないので、温めたら速やかに食べるようにしましょう。
04.無糖で酸味の少ないものを選ぶ
市販のヨーグルトには加糖タイプと無糖タイプがあります。ヨーグルトが食べられるようになる生後7〜8ヶ月の中期頃はまだ味付けは必要ありません。そのため、無糖のヨーグルトを選びましょう。
ただ、無糖のヨーグルトの中には大人でも酸っぱく感じる商品も。赤ちゃんは酸っぱい物を嫌がることが多いので、初めてのヨーグルトは事前に大人が食べてチェックしてから与えるようにしましょう。
ヨーグルトを使ったおすすめ離乳食レシピ
そのままでも食べられるヨーグルトは和えてサラダにしたり、マヨネーズ代わりにクリームのようにしたり、パンケーキなど粉物に混ぜて焼いてもおいしいです。中でも簡単にできて、栄養たっぷりのレシピを2つ紹介します。
【離乳食中期~】さつまいもときな粉のヨーグルトサラダ
離乳食中期から食べられます。甘くてやわらかいさつまいもに、タンパク質・鉄分・カルシウムの豊富なきな粉を合わせたヨーグルトサラダ。なめらかで食べやすいのでおすすめです。
<材料(1人分)>
- さつまいも…30g
- 無糖ヨーグルト…20g
- きな粉…ひとつまみ
<作り方>
- さつまいもの皮をむき、電子レンジ(600w)1分ほどやわらかくなるまで加熱する
- さつまいもを食べやすくスライスし、ヨーグルトと和える
- 器に盛り付け、きな粉をかけたら完成
【離乳食後期~】ヨーグルトポパイ蒸しパン
レンジで簡単!ヨーグルトとほうれん草を合わせた蒸しパンレシピ。後期食のレシピですが、砂糖を除けば中期からでも食べられます。野菜が入っているので、おやつ感覚で栄養がとれおすすめです。
<材料(1人分)>
- 薄力粉…25g
- 砂糖…小さじ1
- ベーキングパウダー…小さじ½
- 無糖ヨーグルト…15g
- ほうれん草(葉の部分)…2g
- 牛乳…大さじ1
<作り方>
- ほうれん草の葉を茹で、水気をきり細かくみじん切りにする
-
ボウルに粉類を全て入れ、泡立て器でよくかき混ぜる
(orふるいにかける)
- ヨーグルト、刻んだほうれん草を入れ混ぜ合わせる
- 最後に様子を見ながら牛乳をいれ、レンジ対応のシリコンカップに
8分目まで生地を流し入れる - 電子レンジ500wで様子を見ながら4分ほど加熱する
- 竹串を刺して何もついてこなければ完成
食べこぼしも【bbox】のシリコンビブならサッと綺麗に
深さがあり、中に仕切りがついた「ステイオープン」ポケット設計。
ポケットが塞がらないようになっているので、より多くの食べこぼしをキャッチできます。お手入れも簡単で、水に濡れてもベタつかずサッと拭けば汚れがとれます。食洗機にも対応しているので、衛生面もばっちりです。
SNSレビューをご紹介♪
@bboxforkidsjapan のシリコンビブは柔らかくて付けやすく、深いポケットが食べこぼしをキャッチ🫴❤️ 小さく畳めるのも便利で、外食にも連れて行けちゃうな❤️🥹 sageのお色は男女ともにおすすめです🥰 |
これだけ動いてもポケットに仕切りがあるので閉じづらく しっかり食べこぼしキャッチしてくれました👌 シリコン製なのでさっと拭けるし小さく丸められるから 今後お出かけの時も重宝しそう🤤✨ |
キャッチする所に仕切りがある特徴的なポケットねんけど その仕切りのおかげでペチャンと閉じにくくなってる🙆♀ やから、食べこぼしをちゃんとキャッチしてくれるん🙆♀✨ |
※一部抜粋
※こちらはタイアップ投稿です
この記事の監修・執筆
moomint/青葉萌衣 先生
四年制管理栄養士養成大学卒業後、管理栄養士として保育園にて約6年勤務。
離乳食・乳幼児食づくり、食育活動、栄養相談などを行う。
現在はフリーで記事執筆、記事監修、献立作成を中心に活動。